87 (86の続き)アシタモさんに会った。
「ぽんじろうさんが漫画を再開してうれしかったし頼もしかったです」
僕もアシタモさんが10年間漫画を続けていてうれしく頼もしかった。
僕は10年前アシタモさんの冒険少女を読んですぐファンになった。何のてらいもなく、ただ好きで描きたいから描いちゃった感じが真似できなかった。
漫然としたことを思ってしまいがちだというアシタモさんに、「ちょい先の目標を立てると、やることが決まって楽だし楽しいですよ」などとエラそうなことを言ってみたが、共通のウィークポイントである『漫画を描いているひとにはウケがいい』ということについてはうなるしかなかった。
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